今回シェアした動画主は学究派の生産者のトモさん。私もよく視聴しています。シェアすることも多い生産者です。とてもよく調べているし、生産者の視点だけでなく、消費者の目線に配慮した配信は素晴らしいと思っています。=「米増産で農家が全滅?」動画リンク=
ほかに、日本の研究者で唯一、日本の食料問題、農業問題に鋭く切り込んでいる鈴木宣弘さんも素晴らしい情報発信者だと思っています。
さて、意識の高いかたは、おそらく手軽に情報収集できるSNSを情報源にしていると思います。そして、それで問題の本質を理解したり、把握することができるのか、そこが大切なポイントですね。
結論から言うと、SNSで問題の本質をえぐることは不可能です。というのも、取材することに人生をかけた時期のある私(読売新聞一面トップに特ダネ記事を書いていたレベル)の視点からSNS情報を観察しているかぎり、視聴者・読者が「行動に移せるレベルの深い情報がほぼ存在しない」からです。
もし自分の生活や社会に「何らかの問題」があると感じたとすれば、その問題を解決するための「行動」に結びつかないと意味がないじゃないか、と私は考えているんですね。私もいろいろ情報発信してきましたし、それによって活動に合流してくれる仲間は少しずつ増えているのは事実です。
では、それが社会変革につながるほどの流れを作っているのかというと、まったくそんな気配がありません。それは、私の力不足があるにしても、各地で始まっている「社会づくり」の動きを見ていて、同じような状態だと思うからです。なので、大きなうねりになっていません。
いま私は、現時点でSNSでつながっている方に向けてのみ、情報発信しようと意識し始めていて、「不特定多数向け」は捨てました。大昔の新聞記者をしていたころの癖が抜けなくて、つい「一般論」のような発信の仕方になっていたことを大いに反省しています。
さて、今回の記事の本題です。物事を本当に理解しようと思うとき、絶対に欠かせないポイントがあります。それは相手に対して「質疑と対話」が成立することです。受動的にテレビやSNS情報を受け取るだけで何とかなるなら、苦労はありません。先進的な取り組みをしていて、SNSでも「わかりやすい」「面白い」「興味深い」と感じられる発信者に会いに行きましょう。そのコミュニティにとりあえず入る。そして、直接コミュニケーションを図る。「質疑と対話」が成立するなら、相手はだれでも大丈夫です。
そうすれば、たちどころに道は開けてくるはずです。
ちなみに、私たちは安全な食料の共有だけでなく、自ら栽培の実践を行う「無垢の台所」と、主に世界情勢や最先端の量子物理学を学びながら新しい社会づくりに参加する「新世界サロン」の事業を実施しています。ぜひこちらも選択肢のひとつに加えておいてください。まずは混迷する社会でサバイバル。そして、これから生まれてくる子供たちの未来をいっしょに創っていきましょう。
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