私たち現代人を縛るもの、それは「食べ物に対する不安」でしょう。つらい仕事も「食べていくため」。食べ物が手に入らなかったら生きていくことができません。さらには、農薬や食品添加物のニュースに気をもんだり、お子さんのアトピーに頭を悩ませている親御さんにとって、「自然食品」は必須なのに、「値段が高くて気軽に買うことができない」という家庭も多いと思います。そもそも、いまの日本では、自然食品そのものが少なく、なかなか手に入りません。
<食べ物に不安を感じる現代人>
現代の食生活は便利で豊かに見えて、実際には多くの人が「本当に安全な食べ物とは何か」を見失っています。添加物や農薬への不安、子どものアレルギー問題など、食を巡る悩みは尽きません。その結果、多くの人が高価な自然食品に頼らざるを得ない状況にあります。
<自然食品を買うより「育てる」という選択>
ではどうすれば良いのでしょうか。私の提案はシンプルです。「まずは自分で野菜を育ててみませんか」。
自分で育てるとなると、「自給自足」という言葉が浮かぶかもしれません。しかし、個人レベルで完全自給を目指すのは大きな挑戦です。ここで提案しているのは、「ただ土に触れて、自然を感じてみる」という入門編です。住宅地に住んでいても、近くの貸農園やベランダでのプランター栽培から始められます。
<まずは土に触れるところから>
ポイントは、「肥料も農薬も使わない」ことです。自然の力に任せて、ゆっくり観察しながら進めましょう。
<無肥料・無農薬でも育つのか?>
「それで野菜が育つのですか?」と疑問に思うかもしれませんね。現時点では何とも言えません。あなたの持つ“波動”、つまり思考や気分によって、結果は大きく変わります。何気なく植えたミニトマトが鈴なりになるかもしれないし、雑草しか生えないかもしれません。
<実践者が語る自然栽培の可能性>
私は「完全な無肥料・無農薬栽培の特許ホルダー」であり、実際に野菜の量産を実現しています。研究を始めて15年。東京生まれ・東京育ちで自然とは無縁の生活をしてきた私でも、今では自然の力で作物を育てられるようになりました。この地球は、誰にでも優しいことを私は体験から証言します。
<買う生活から「創る生活」へ>
つらい仕事に耐えながら希少な自然食品を買い続ける生活から、「自分の手で自然食品を創り出す生活」へ。これが、食の自由を取り戻す第一歩です。まずは自然を理解し、自然とつながること。それが最も効果的な方法です。そこから階段を一段ずつ上っていけば、やがて誰でも自由自在に野菜や米を育てられるようになります。
<仲間とつながる“食の共同体”へ>
もうひとつ大切なのは、「自分ひとりで野菜を育てる」ことが目的ではないという点です。肥料も農薬も使わずに野菜を育て始めると、同じ志を持つ仲間が自然と集まってきます。やがて生活に必要な米や大豆、加工品なども手に入りやすくなり、食に対する不安がみるみる解消していくはずです。
この世界は、お金ではなく“人のつながり”でできています。あなたも、自然と人が共に生きる新しい食の世界へ、一歩踏み出してみませんか。
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